TDC Veronika Burian, José Scaglione
NUMBERS DESIGN BY
AWARD
2026
グランプリ
Veronika Burian, José Scaglione

Futura®100 Multiscript

Veronika Burian, José Scaglione|Futura®100 Multiscript
Veronika Burian, José Scaglione|Futura®100 Multiscript
Veronika Burian, José Scaglione|Futura®100 Multiscript
Veronika Burian, José Scaglione|Futura®100 Multiscript
Veronika Burian, José Scaglione|Futura®100 Multiscript
Veronika Burian, José Scaglione|Futura®100 Multiscript

TypeTogetherは、世界で最もよく知られるジオメトリックなサンセリフの一つであるパウル・レナーの象徴的書体Futura®100を、これまでで最多となる12のスクリプトと多言語に展開した。対応スクリプトには、アラビア、アルメニア、キリル、ジョージア、ギリシャ、ヘブライ、クメール、ラオ、ラテン、ミャンマー、パンアフリカン・ラテン、タイが含まれる。今後は世界人口の90%以上をカバーする言語への対応が予定されており、刷新されたFutura®100は、歴史的文脈を内省的に捉えつつ、グローバルに適用可能で、かつスタイル面でも包括的な書体ファミリーとなっている。

Futura®100の新バージョン開発には主に二つの理由がある。第一に言語対応の拡張で、これまで限られたスクリプトしか存在しなかったが、2025年に12スクリプトが公開、26年には更に11スクリプトが追加される予定である。第二に、精度と表現力を高め、デジタルパブリッシングの要件により適合させるためである。書体ファミリーは6ウエイトで構成され、対応するオブリーク体およびオプティカルサイズのバリエーションも備えている。最大の課題の一つは、アラビア語やタイ語といった非西洋系スクリプトに、世界的に著名なこの書体を移植することだった。各スクリプトには固有の標準数字や地域別字形があり、ペルシア数字、キリル文字におけるブルガリア語・セルビア語字形、ヘブライ文字におけるイディッシュ語やダゲシュ記号、アラビア文字におけるパシュトー語・ペルシア語字形などが含まれる。スクリプトに応じてスモールキャップやイタリックも収録され、アルメニアの永遠の象徴など、文化的イコノグラフィーを反映した字形も取り入れられている。

 

 

Type Design: Azza Alameddine (Arabic), Kostas Bartsokas (Greek), Yorlmar Campos (Latin, PanAfrican Latin), Suppakit Chalermlarp (Lao), Vera Evstafieva (Cyrillic), Tom Grace (Latin, Hebrew), Gor Jihanian (Armenian), Ben Mitchell (Myanmar), Ana Sanikidze (Georgian), Smich Smanloh (design director: Khmer, Lao, Thai), Sovichet Tep (Khmer, Myanmar), Knaz Uiyamathiti (Thai), Anuthin Wongsunkakon (design director: Khmer, Lao, Thai)

Engineering: Joancarles Casasín, Sovichet Tep (Myanmar)

About Futura®
Original design: Paul Renner
Copyright of the original design: Bauer Types S.L.
Copyright of Futura®100: TypeTogether (with authorization from Bauer Types).
Futura® is a registered trademark of Bauer Types S.L. Used under license.

Veronika Burian, José Scaglione

Futura®100の制作チームは以下のメンバーで構成されている。Paul Rennerによるオリジナルデザイン(Bauer Types S.L.とともに)を基盤とし、コンセプトおよびデザイン統括はVeronika BurianとJosé Scaglioneが担当。タイプデザインは、Azza Alameddine(アラビア)、Kostas Bartsokas(ギリシャ)、Yorlmar Campos(ラテン、パンアフリカン・ラテン)、Suppakit Chalermlarp(ラオ)、Vera Evstafieva(キリル)、Tom Grace(ラテン、ヘブライ)、Gor Jihanian(アルメニア)、Ben Mitchell(ミャンマー)、Ana Sanikidze(ジョージア)、Smich Smanloh(デザインディレクター:クメール、ラオ、タイ)、Sovichet Tep(クメール、ミャンマー)、Knaz Uiyamathiti(タイ)、Anuthin Wongsunkakon(デザインディレクター:クメール、ラオ、タイ)が担当している。コンサルタントには、Khajak Apelian(アルメニア)、Shani Avni(ヘブライ)、Gerry Leonidas(ギリシャ)、Ben Mitchell(東南アジア系スクリプト)、Krista Radoeva(キリル)、Akaki Razmadze(ジョージア)、Mamoun Sakkal(アラビア)、Donny Truong(ベトナム語サポート)、Taurai Valerie Mtake(パンアフリカン・ラテン)、Simon Cozens(テクニカルアドバイザー)、Viviana Monsalve(品質管理)、Joancarles Casasín(エンジニアリング)、Sovichet Tep(ミャンマーのエンジニアリング)、Radek Sidun(ラテンのカーニング)が名を連ねている。