TDC 舟山貴士
NUMBERS DESIGN BY
AWARD
2025
タイプデザイン賞
舟山貴士

しゅうれん かな

舟山貴士|しゅうれん かな
舟山貴士|しゅうれん かな
舟山貴士|しゅうれん かな

この書体は、鳥海修氏と松本タイポグラフィ研究会の主催する「松本文字塾第二期」において制作したものです。現在日本語レイアウトの主流の一つである明朝体のかなのデザインは、明治時代初期に上海から輸入された金属活字の漢字書体の影響を受けています。言語表記は、時代ごとの技術や外国語の影響を受けながら変化していくものであり、江戸時代まで主流であった連綿・くずし字・変体仮名などの表記を現在では読むことが困難になっています。この制作においては、江戸時代の整版印刷に用いられたような連綿での表記を改めて分析し、そのアルゴリズムをフォントの仕様に落とし込むことに取り組みました。まだ実際のデザインにどのように落とし込めるか未知数な部分もありますが、実験的な取り組みを評価していただけたことに感謝いたします。

Client: Non Client

舟山貴士

舟山貴士 Takashi Funayama

1987年 山形県生まれ。2012年 首都大学東京大学院システムデザイン研究科インダストリアルアート学域修了。2012–2018年デザイン実験室勤務。2018年よりフリーランス。東京工科大学助教。武蔵野美術大学博士後期課程在籍。書籍のデザインを中心に、雑誌、カタログなどのエディトリアルデザインとアートディレクションをおこなう。研究としては、実験的な書体設計をおこなうことで日本語のレイアウトの可能性を拓くことに取り組んでいる。