コンセプトは非常に読みやすくコントラストのついたタイプフェイスを作ることだった。というのもアーティストのマチュー・サラダンのこのプロジェクトは要塞の最上階に設置され、深く広い堀によって見る者と隔てられていたためだ。
最短でも35メートルの距離からしか見ることができない。
私の課題は、翌日の空気の質を予測するアルゴリズムに依存する一連の異なるフレーズを伝える形式を見つけることだった。
予測は例えばこうだ。「今日は昨日より良く、明日よりも良い」あるいは「今日は昨日のようで、明日もそう」「今日は昨日より悪いが、明日よりは良い」。
これは、データから生成される予測からの依存を批判する作品である。
これらのフレーズは特定の解像度のLEDスクリーンに表示された。その解像度は私がタイプフェイスをデザインしたときのグリッドになっていた。デザインコンセプトは、字形の特定の部分を誇張し、隣の字形と区別できるようにすることだった。すべての字形をある特定のデザイン言語のもとに調和させようとはしなかった。すでにあるグリッドとLEDスクリーンのサイズの中で、たとえそれが小文字であっても、離れた距離から見て文字の大きさを最大にする方法を見つけていった。
アーティストのマチュー・サラダンや技術チームとともに色についてのプロトコルを作成したが、それはこの要塞にあった14世紀に描かれた有名な黙示録のタペストリーの影響も受けている。