TDCM/M (Paris) — Michael Amzalag + Mathias Augustyniak / Paul McNeil
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AWARD
2023
TDC賞
M/M (Paris) — Michael Amzalag + Mathias Augustyniak / Paul McNeil

Letters from M/M (Paris)

M/M (Paris) — Michael Amzalag + Mathias Augustyniak / Paul McNeil|Letters from M/M (Paris)

Michaël AmzalagとMathias Augustyniakが1992年にアートとデザインの事務所 M/M(Paris)を設立してから制作した書体の総合的な作品集。 15世紀半ばの活版印刷出現以降の文字の発展について調査した決定版『The Visual History of Type』(2017)の著者であるPaul McNeilによって、本書は執筆、デザインされ、M/Mの2001年の書体「The Alphabet」も収録されている。
90のデザイン書体を年代順に3部構成で掲載。書体見本帳、書体開発の歴史、それぞれの書体の相関関係と展開、書体が使用されているプロジェクトを詳細に説明する図版で構成されている。
『Letters from M/M (Paris)』は、一回限りの芸術的な依頼からファッションブランディング、ミュージシャンや劇場との長期的な共同制作に至るまで、M/M (Paris)の作品における文字、レタリング、サインの独特で不可欠な特性をたどる。本書は、グラフィックデザイナー、歴史家、学生だけでなく、芸術や視覚文化に興味のあるすべての人を魅了している。

M/M (Paris) — Michael Amzalag + Mathias Augustyniak / Paul McNeil

M/M (Paris) — Michael Amzalag + Mathias Augustyniak [フランス] / Paul McNeil [イギリス]

1992年にMichaël AmzalagとMathias Augustyniakによって設立されたM/M(Paris)は、30年以上にわたってあらゆるカテゴライズを拒み続けてきた。イメージの実践者として、異なる分野のクリエーションを横断するプロジェクトを通じて、グラフィックデザインの境界を拡張。現代アーティスト、ミュージシャン、ファッションデザイナーやブランド、写真家、演出家、劇場などとのコラボレーションや、数々の雑誌のリデザインを通じて、1990年代初頭からクリエイティブシーンで活躍してきた。2012年、Michaël AmzalagとMathias Augustyniakは、Chevaliers de l’ordre des Arts et des Lettres(芸術文化勲章)に選ばれ、2013年にはBjörkのアルバム「Biophilia」のデザインでグラミー賞を受賞。M/Mの30周年を前に、オルセー美術館、装飾美術館(パリ)、Power Station of Art(上海)での回顧展に合わせて、2012年と2020年に2巻の書籍『M to M by M/M (Paris)』がThames & Hudsonから出版された。彼らの作品は、ポンピドゥー・センター/パリ国立近代美術館、デザイン・ミュージアム(ロンドン)、オルセー美術館(パリ)、パリ市立近代美術館、パリ装飾美術館、チューリッヒデザイン美術館、フランクフルト現代美術館、マイアミ現代美術館、アムステルダム市立美術館、テート・モダン(ロンドン)、ファン・アッベ美術館(アイントホーフェン)などに収蔵されている。