TDC M/M (Paris)
NUMBERS DESIGN BY
AWARD
2021
TDC賞
M/M (Paris)

Loewe show SS21

M/M (Paris)|Loewe show SS21
M/M (Paris)|Loewe show SS21
M/M (Paris)|Loewe show SS21
M/M (Paris)|Loewe show SS21

「Loewe SHOW-IN-A-BOX」は、持ち運びできる布張りのアーカイブボックスです。この箱には、2021春夏のファッションショー「メンズ・ランウェイ」と「ウィメンズ・プリコレクション」のクリエイティブな制作過程を表すエレメントがぎっしり詰まっています。従来のランウェイショーに代えて、型破りなスタイルで、着想から舞台までコレクション全体を表現しました。クリエイティブディレクターのジョナサン・アンダーソンからの手紙、コレクションの着想について説明したメモ、フラットパック、ルック&アクセサリーの型抜きシルエット、シューズを描いたポストカードセット、コレクションのカラースキームと素材を紹介したレファレンスカード、ルック23のパターン、ロエベ・チームのプロフィール、鉄針付のボール紙製レコードプレイヤーとDr ジェームズ・フォックスのナレーションによる7インチ・サウンドトラックレコード、折り畳み式のポップアップショー、そして最後にポスター形式のショーへの「招待」といったアイテムが12の仕切りで分けられています。

「Loewe SHOW-ON-THE-WALL」は、2021春夏のウィメンズ・ファッションコレクションを、茶色い大型段ボール箱の中で等身大に表現した作品です。箱の中のエレメント一式を、壁を背にして組み立てます。クラシックアートのポートフォリオは、スティーブン・マイゼルによる1999年「Vogue Italia」のストーリー「Portrait of a Symphony」のシルクスクリーンプリントでカスタマイズされています。この作品は16枚組の「キャラクター」ポスターで構成されています。蛍光インキ、蓄光インキ、金属インキのバリエーションを使って一枚一枚を5色のブルーバックペーパーにスクリーンプリントした作品です。ポートフォリオ・ホルダーには、アンシア・ハミルトンがデザインした壁紙、コレクションのルックをフィーチャーした壁紙ボーダー、ハサミ・バッグ・壁紙用ブラシ・糊のツールキット、トマス・タリスが1570年に作曲した合唱作品「Spem in alium」の楽譜、ビートルーツの香り付きのセラミックが収められています。

M/M (Paris)

M/M (Paris)
Michael Amzalag(ミカエル・アムザラグ)とMathias Augustyniak(マティアス・オーガスティニアック)が1992年にグラフィックデザインスタジオとして立ち上げた。 アート、音楽、ファッション、建築、デザイン、演劇といったさまざまな文化の領域でコラボレーションを展開。作品は生きた体だとAmzalagとAugustyniakは考える。自分たちの仕事は、何かを伝えるものとして看板や画像を制作することだと二人は理解している。彼らは常にそれらをシャッフルして自分たちの言葉を創り出す。単純なサービス提供という枠組みを拒絶する二人は、体験の喚起を彼らに委ねたクライアントとの生産的関係を広げ、多くの長期的な関係を築いてきた。M/M (Paris) の作品は、パリのポンピドゥー・センター、国立近代美術館、装飾美術館、ロンドンのデザイン・ミュージアム、テート・モダン、マイアミのコンテンポラリーアート美術館などの施設でコレクションとして展示されている。「M to M of M/M (Paris)」(2012年)の発表から8年を経て、Thames & Hudsonからその第2巻が出版された。アートとデザインの世界で活躍する二人のモノグラフの集大成となる456ページの大冊である。