TDC立花文穂
NUMBERS DESIGN BY
AWARD
2020
特別賞
立花文穂

球体 8/STATION TO STATION

立花文穂|球体 8/STATION TO STATION

球体を始めて13年が経つ。版元も変わり、仕様も形態も変わり、ぼくも変わり、世の中も変わった。東京TDCの浅葉会長が、何年か前に書いたダーウィンの言葉の書が、ぼくの仕事場に貼ってある。変化する者だけが生き残る。今回、この賞をいただいたことは、まだまだ球体を続けてよいですよ、というハンコを押してもらったのだと信じる。球体もぼくもさらに変化を続け進化していきたいと思う。

立花文穂

立花文穂:1968年広島市生まれ。”MADE IN U.S.A.”(佐賀町エキジビット・スペース,  1995年)をはじめ、”デザイン立花文穂”(ギンザ・グラフィック・ギャラリー, 2011年)など国内外で展覧会を多数開催。2006年より責任編集とデザインをする不定期刊行物『球体』をはじめる。現在、8号まで刊行。自らデザイン、製本、出版する作品集のほか、著書に『かたちのみかた』、『Leaves   立花文穂作品集』(共に、誠文堂新光社刊)がある。

 

Portrait Credit : Yoichi Nagano