Euclid(Trial)
「Euclid」は、祖父が持っていた本(『Geometrical Drawing for Art Students』著者:L.H Morris、1910年)から発想を得た一連の作品である。この本には、多数の幾何学図形と問題、学生の幾何学学習を促す試験が掲載されている。1970年代からオリベッティ・タイプライターを使って図形を変形・再解釈し、いずれも約16センチ四方の101種類の関連作品を制作した。TDC賞の受賞を本当に光栄に感じている。このような結果は期待していなかった。正直なところ、応募するだけで幸せだった。私の家族、友人、恩師、東京TDCの審査員の皆様に感謝します。