TDC Felix Pfäffli
NUMBERS DESIGN BY
AWARD
2013
Felix Pfäffli

Südpol Poster Series

Felix Pfäffli
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Felix Pfäffli

Südpolはルツェルンから近いスイスのクリエンスにある多目的文化センターで、音楽、ダンス、演劇、文学、デジタルアートなどのための劇場に加え、交響曲オーケストラ、ブラスバンド、音楽学校、レストラン、フリーマーケット、レンタルルームなどが備わっている。2010年以来、このセンターのすべてのポスターをデザインしているが、この施設の多用途性を反映するというのが当初からの考え方だった。コーポレート・デザインには消極的で、できるだけ自由なデザインとするようにした。今回のポスターは、2010年から制作された合計50枚のうちの3枚。その大半は、リソグラフを使って印刷される比較的小さいA3サイズのポスターとは異なり、シンプルな言語、多用途性、そして言うまでもなくリソグラフの鮮やかな色彩を特徴としている。常に流動的で、あらゆる物事が何度も問い直され、再考案、再構成される。これらの3枚は2012年1月から6月にかけて制作した。2枚は音楽用のポスター、1枚は演劇用のポスターだ。「There Must Be Some Kind Of Way Out Of Here」は、私自身、自分のアイデンティティ、自分の考えからは逃れられないというテーマを扱った舞台演劇用のポスターである。頭の中と同じように、終わりのない階段上を演目名がぐるぐると巡り、劇中の俳優と同様、デザインもポスター形式から逃れようと試みる。逃れられないことは明らかである。

Felix Pfäffli

フェリクス・ファエフリ Felix Pfäffli
1986年に生まれ、2010年に学業を終えると、自身のスタジオ「Feixen」を立ち上げた。2011年の夏にルツェルン・グラフィックデザイン学校でタイポグラフィ、ナラティブデザイン、ポスターデザインを教える教師に就任。作品は、スイス・グラフィックデザイン100年展(2012年、スイス)、第23回ショーモン国際ポスター・フェスティバル(2012年、フランス)、100ベスト・ポスター(2011年、ドイツ、オーストリア、スイス)、台湾国際グラフィックデザイン賞(2011年)、第24回ブルノ国際グラフィックデザイン・ビエンナーレ(2010年、チェコ)など数々のポスター展で展示された。