TDCベン・フライ+ケイシー・リース
NUMBERS DESIGN BY
AWARD
2005
インタラクティブデザイン賞
ベン・フライ+ケイシー・リース

Processing

ベン・フライ+ケイシー・リース|Processing
ベン・フライ+ケイシー・リース|Processing
ベン・フライ+ケイシー・リース|Processing
ベン・フライ+ケイシー・リース|Processing

Processing (Open source programming language & environment)

2003年6月Processingは、私たちの行っているリサーチ活動やアートプロジェクトによりふさわしいツールを開発できるのでは、そしてソフトウェアとインタラクションのコンセプトを教えるのにより適切な環境を、デザイン/アートスクールと共に作り出せるのでは、との考えから創出されました。Processingは、ソフトウェアのコンセプトをヴィジュアル・フォーム、モーション、インタラクションと結びつけたものです。プログラミング言語、開発環境、教育方法論を一つのシステムに集約させています。ビジュアル表現上でのコンピュータ・プログラミングの基礎を教えるためのものであり、ソフトウェア・スケッチブックとでもいうようなものであり、特定分野でのプロダクション・ツールとして使われるものです。学生、アーティスト、デザインプロフェッショナル、研究職などが、教育、モデル制作、そして精緻な完成品のために使用しています。

ベン・フライ+ケイシー・リース

ケイシー・リース Casey Reas

多様なデジタルメディアを通じてプロセスと抽象概念を探求するアーティスト兼教育者。アーツ・エレクトロニカ(リンツ)、ベネチア美術館、マイクロウェイブ(香港)、ZKM(カールスルーエ)、ビットフォーム・ギャラリー(ニューヨーク)ほか、ヨーロッパ、アジア、米国にて展覧会、講演を行う。MITメディアアートアンドサイエンス修士号。在学中はMITエステティック・アンド・コンピューテイション・グループメンバー。現在UCLAデザイン・メディアアート学部助教授。

 

ベン・フライ Ben Fry

動力情報源による大量データのビジュアル化法のリサーチでMITメディアラボ博士号取得。論文「コンピューテイションインフォメーションデザイン」では、複雑なデータを理解するために、コンピュータ・サイエンス、統計学、グラフィックデザイン、データ・ビジュアライゼーションという異なる分野を結合させる方法を考察している。アプリケーションとしては、人体のゲノムに見られるデータを理解する方法を研究。この成果は2002年ホイットニー・ビエンナーレ、2003年クーパーヒューイット・デザイントリエンナーレにて紹介される。NYMOMA、アーツ・エレクトロ二カ(リンツ)ほか、映画「マイノリィリポート」「ハルク」で作品を見ることができる。