パリ日本文化会館ポスター「デザインの世紀展」
パリ日本文化会館、柿落しのグラフィック展協賛ポスターで、何人かの競作のうちの私の作品である。B倍版タテ位置はそれだけで魅力的である。昔あこがれたパリはベルエポックの絵画でありシャンソンである。カッサンドルの航路のポスターがいくつかあってそれを思い出した。今さら船でもないと考えたが、パリに勉学に行った先達も、船で文化を運んだものだった。当時半年をかかった海運は今では空路10時間あまりに短縮されたが、パリへの想いは時間に比例して過去のほうが濃厚だったろう。