自主制作/タイプフェイス作品
人間を含め生命から出る形は、全てがデザインだ。点在する形を僕らは自由に扱い、よりコミュニケーションできるように模索する。そこからオリジナルの誕生があればいい。①ミニマリズム的で独特な日本語を、単に文字として読み取る媒体ではなく、価値観を精神的な部分から再構築した。西洋を石、東洋を木の文化として捕らえ、それぞれのマテリアルを延長線上で思考する事は、文化の消費というのではなく再生への過程として意味付けしている。②三次元(立体)のヴィジュアル化を試みた。今後のヴィジュアル表現の幅を拡大させるためだ。文字に対する挑戦、今後あらゆるヴィジョンで、実験、模索、展開していかなければならない。これは、新しいタイポグラフィを予期させるスタートでもある。