TDC北川一成
NUMBERS DESIGN BY
AWARD
2007
特別賞
北川一成

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私は、平素よりデザイン表現には相応の印刷術がみてとれることに興味をもっています。ですから、たまたま代表で私の氏名をあげていただいておりますが、この受賞は、これら一連の作品にかかわった全ての者に対する受賞とうけとめています。皆を代表しまして、本当にありがとうございます。また特に、ハイデルベルグ・ジャパン株式会社様、太成二葉産業株式会社様、ハイ デルベルグ・フォーラム21の皆様には心より感謝申し上げます。

これらの作品のクライアントは、印刷機器メーカーとして世界No.1のシェアをもつハイデルベルグ社と印刷技術に特化した日本の印刷会社の連盟(GRAPHもこの連盟に加盟)です。制作テーマは、今日の多様なコミュニケーション技術の中で印刷表現がどのような方法をしめせるのかということです。我々はこのテーマに対して様々な技術や素材を駆使しました。そして、‘注目する’という言葉をキーワードに一連のグラフィックを制作しました。作品は、展覧会担当:佐藤卓氏のもと‘印刷の越境’展として、デザインギャラリー1953でも展示をしました。また、‘印刷とデザインに求められるもの_デザインと印刷技術の融合’と題して二つのセミナーもこの一連のプロジェクトとして開催しました。一つは、サン・アドの葛西 薫氏と私が討論をしました。そしてもう一つは、ハイデルベルグ社とGRAPHで最新鋭の印刷機器を使用した印刷実演を公開しました。ここで刷られたポスターもこの作品の一部です。これら二つのセミナーの来場者数は約1000人以上にのぼりました。

北川一成

北川一成 Issay Kitagawa

GRAPH(昭和8年創業)は、デザイン、印刷、ブランディング、知的財産権管理を主な活動の場としている。近年は、印刷関連資材(用紙、箔、インキ、糸など)の開発プロデュースも手がけている。

GRAPH代表の北川一成は、国際グラフィック連盟(AGI)、日本グラフィックデザイナー協会(JAGDA)、東京TDCの会員でありデザイナーである。大学、法人や連盟などで多数講義をもち、国内外のデザインコンペの審査委員も務める。近年は、デザインタイド、ムーブル・パリ、ミラノサローネなどで作品が展示された。http://www.moshi-moshi.jp/